あるいはラノベを読む緋色

読んだラノベの感想を中心にしつつ、緋悠梨が気まぐれにいろいろ書いていこうと思います。

世界最強の人見知りと魔物が消えそうな黄昏迷宮1 冒険者世界も不景気です【感想】

 どうもお久しぶりです、緋悠梨です。久々の感想記事と行きます。

 

迷宮の魔物を狩り、資源を得ることで発展した『冒険者の国』ローゼンガルド帝国。しかし、安価で手軽な蘇生魔法の開発、Lvに応じた適切な狩場案内。効率的な迷宮攻略は冒険者を激増させ、魔物を激減させた。魔物が枯渇すれば経済的破綻は間違いない。この危機に一人の新米騎士と3人の人間的にはダメすぎる天才が集められた!「ほんっとうに、このPT、なんで、こんなひとばっかりなんですかああああ!」新米騎士ティルムは、冒険者ギルド、商人組合、神殿連盟を代表する一方で人としては問題しかない3人の天才達をまとめあげ『人工迷宮計画』を成功させることが出来るのか?これは世界の危機に立ち向かうPTの、ダンジョンと日常の物語である。(Amazonより引用)

 

前作は2巻で打ち切られてしまったようで非常に残念。というわけで始まった新シリーズです。普段そんな主張はしないですけど、葉村哲先生は個人的に好きなので新作には飛びつきます。

 

とりあえず読んでみて驚いたのが中二病要素がないということです。葉村節、と表現する方もいるんですかねこれ、毎回緻密に練り上げられた世界観と固有名詞に圧倒されるんですが、今回はそれがあまり感じられない。それを楽しみにし、「よーしまた固有名詞覚え直しだー!!」と変な風に自分を追い込む楽しみ方をしてた身としては、実はちょっとだけ物足りなかったり。ただこれ、単純な読みやすさという点には、かなり貢献してると思うんですよねぇ……。一長一短と言えばいいのか。

 

そして最近のお気に入りなのか、またもや破滅しかけの世界観(前作も前々作もそうだったので)。そこに乗っかるはツッコミ兼被害担当の苦労人、主人公ティルムに、PTメンバーとなる、一癖二癖どころか所属組織から問題児扱いされてるキャラの濃い奴ら。ここらへんはいつも通りですね。まぁ超絶人見知りのセージだけじゃなく、ある意味のコミュ障だらけのPTなので、ティルムのお母さんっぷりが光ること光ること。ところでこれティルムが主人公でいいんですよね?割と誰が主人公でもよさげではあるけど。

 

内容は基本的にコメディというか最後までコメディでした。戦闘はおまけ(知ってた)。ともすれば重くなりかねない終末設定をギャグで中和し、明るい日常モノ風となっています。食事シーンとか読んでてとてもほっこりしましたね。冒頭に書いたことを除けば、読んでいてとても楽しい作品でした。今度こそは続いてほしいなぁ。

 

 

【宣伝】

前日宣伝となりますが、次回の『ラノベハスラー』にゲスト出演させていただくことになりました。今回の対象作はこの記事でとりあげた『世界最強の人見知りと魔物が消えそうな黄昏迷宮1 冒険者世界も不景気です』となっております。ラノハスのお2人の話に追随できるよう頑張りますので、聴いていただけましたら幸いです。放送は、明日6月25日の午後9時からニコ生で行われます。ネタバレ満載の内容になることだけご留意ください。よろしくお願いいたします。ニコニコミュニティへは↓からどうぞ。

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それでは、今日はこの辺で失礼いたします。