2017年個人的おすすめ新作ラノベ7選
こんばんわ、緋悠梨です。もうすぐコミケの時期ですね!C89から冬コミは通しで参加してるんですけども、実際のところ体力がきつい……こんなところで体力低下を痛感しとうはなかった。体力的余裕があったらラノベ読み超会議行きたかったです……orz ら、来年の夏こそは……。
書き出しが毎回泣き言の気がしますが、それはさておきまして。今回は2017年に出た新作ラノベの中で、個人的に特に面白かった!というやつをピックアップして紹介させていただきたいと思います。ゆーて今月はいろいろと再読がはかどってしまった&年末進行のせいで、12月刊は全然読めてないんですよね……面白いのがあったら、書き換える可能性がありますと一応明記しておきます。あとこれまでの記事で取り上げた作品との被りはありますが、そこは気にしないでいただけますと幸いです(何度も見てるなと思った方、ほんとすいません……あと順不同です)。
2016おすすめの新作 - あるいはラノベを読む緋色 ←2016年おすすめ新作はこちら
正直1,2巻では、個人的には「面白いけどここまで盛り上がってるのなんなんだろう」とも思ったりしたんですが、3巻が最高でした。結末がわかってるのにあれだけアツくさせてくれたのは本当にたまらなかったです。あと、あのー、カイエどうなるんですかね……とだけ。安里先生なら大丈夫でしょうが。新人とは思えない安心感すごい。
ぼくたちのリメイク
ぼくたちのリメイク 十年前に戻ってクリエイターになろう!【電子特典付き】 (MF文庫J)
- 作者: 木緒なち
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2017/04/25
- メディア: Kindle版
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順不同ですが、今年はこれが個人的トップだと断言します。現役大学生としてもろもろ爆発しろ!と思う面はありますけども。当時一切オタク文化に触れてなかった俺でも楽しめるネタのチョイスってのがとてもいいポイントだと思います。……当時オタクだった人は俺の何倍も楽しんでるんだろうなぁと思うと羨ましいですね。
世界最強の人見知りと魔物が消えそうな黄昏迷宮
世界最強の人見知りと魔物が消えそうな黄昏迷宮 1. 冒険者世界も不景気です (MF文庫J)
- 作者: 葉村哲
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2017/06/25
- メディア: Kindle版
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単純な作者推し。そしてラノベハスラーでも語ったやつですね。とりあえず葉村哲先生ってだけでもう推します。一方で(何度も言ってるんですけども)、今までの作品と比べると、今作は中二要素がかなり薄くてとっつきやすいんです!!初葉村哲だって人に是非!!!葉村哲先生を!!!!よろしくお願いします!!!!!
ワキヤくんの主役理論
主役理論vs脇役理論。なんていうか、こういうことをまじめに考えてるのがいかにも高校生ぽくていいなぁと。主役理論じゃないけど、いろいろいらんこと考えて実行してみたら結局失敗するってのは身に覚えが。でもそれ以上に考えることが一緒な2人の夫婦漫才でニヤニヤできるのが、一番の推しポイントです。本当に、これだけ行きぴったりなのになぜ逆の方向に行き着くのか不思議だわー()
クラスのギャルとゲーム実況
クラスのギャルとゲーム実況 part.1 (ファンタジア文庫)
- 作者: 琴平稜,ぺらぐら
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/04/20
- メディア: 文庫
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『イチから始める最強勇者育成』が割と面白かったので買った琴平先生の作品。今回もコメディが最高でしたね。最初から最後までグダることなく、青春コメディしてました。惜しむらくは2巻で終わってしまったこと……orz 次の作品も期待しております。
あんたなんかと付き合えるわけないじゃん!ムリ!ムリ!大好き!
あんたなんかと付き合えるわけないじゃん!ムリ!ムリ!大好き! (HJ文庫)
- 作者: 内堀優一,希望つばめ
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2017/08/31
- メディア: 文庫
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いやーこういう絶望に突っ走る作品好きなんですよ!小春についてはもともと読者が途中で気づくように作ってありますよね。なので最後でどうなるか期待しながら読み進めたんですが、いやもう悟郎よくやった!!このあとどう進むのか全く予想できないので、ある意味話の先が一番気になる作品です。(極力ネタバレ回避)
キミは一人じゃないじゃん、と僕の中の一人が言った
キミは一人じゃないじゃん、と僕の中の一人が言った (ファミ通文庫)
- 作者: 比嘉智康,はっとりみつる
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/08/30
- メディア: 文庫
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多重人格者×多重人格者のラブコメ。見事に予想を裏切られました。悲しい物語化と思ったら、くすっと笑えて最後に感動させられた、とてもきれいな作品でした。これきっかけに比嘉先生が気になって、『たまらん!』をとりあえず積みました。
二周目の僕は君と恋をする
こっちは純粋に感動させられた青春モノ。タイムリープを水智先生独特に調理した感がある作品でした。とはいうものの、それ以外は特に奇をてらったところはなく、王道のボーイミーツガール。お互いの思いがとても強く感じられたのがとてもよかったです。ラストの後、祟希は安心した茉莉に怒られたりしたのかなぁ、とかくだらないことを考えてしまいます。
ってわけで以上です。今年はコンスタントに面白い新作が出続けた、いわゆる当たり年でしたね。個人的な印象では、特にMF文庫とHJ文庫に“当たり”が多かったように思います。今回紹介できなかったものでも面白い作品はたくさんあるのですが、今回はその中でも、特におすすめしたいやつをピックアップしました。
前述した2レーベルに加えて、ファミ通文庫NEXTも後半からなかなかいい感じが。最近純粋な青春物からちょっと遠ざかってた(体がギャグを求めていた)んですけども、NEXTのおかげでこのジャンルに戻ってこれたような気がします。
これが今年の最終更新になると思います。コミケ参加される方、お互い頑張りましょう。そして皆々様方、よいお年を! それでは、今回はこの辺で失礼しますノシ
……シノアキブランケットとか聞いてないですよえれっと先生-----!!!!!!買うしかないじゃない!!!!!!!