誰が喚んだの!? ~異世界とゲーム作りとリクルート召喚~【感想】
こんばんわ、緋悠梨です。地元の静岡からお届けします。記事には全く関係ないですけども。それでは本日はこちらです。
「ていうか誰かマジ、クリエイターさんヘルプで来てくれませんかねぇ!?」
誰が喚んだの!? ?異世界とゲーム作りとリクルート召喚? (ファミ通文庫)
- 作者: 木緒なち&KOMEGAMES,宇都宮つみれ(まどそふと)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2018/10/30
- メディア: Kindle版
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―数年前、クリエイターだった久保俊徳を巻き込み、秋葉原は街ごと異世界へと転移した。現在、俊徳はここ秋葉原(in異世界)の片隅にある小さなゲーム開発室を率いていた。だが、エルフや獣人、魔族といった一風変わった制作メンバーは、スキルも足らず、発売延期が繰り返されるばかり。俊徳は考えた。これはもう“ヘルプ”を呼ぶしかないと。これは、異世界におけるゲーム制作と、現世からクリエイターを召喚しようという無謀な計画の実録である。
評価★★☆☆☆
それなりでした。クリエイターとしての闇部分は正直かなり面白かったです。発売延期とか様々な愚痴とか、断片的とはいえリアルな部分もあるんだろうなー……シナリオライターに限らず逃げる人多いんだろうなー……触れるのやめときましょうかここら辺。クリエイターの皆様、本当にお疲れ様です。
そんなこと言いつつここからは批判です。はっきり言って、これはジャブ的な作品でした。物語がほとんど動かなかったですね。もう一本の柱?であるゲーム制作も、俊徳がシナリオを書くのを一瞬頑張った以外は作ってる感が薄い印象。ゲーム本編のキャラの顔見せとしてはこれでいいのかもしれませんが、小説としてはうーんと思ってしまう面も多々。「えっこれで終わり?」的な感想も持ちました。「秋葉原ごと転移した」という地の利に関しても冒頭以外あまり生きてないような気もしまして、ちょっと期待値高くし過ぎました。というか口絵の水着シーン何処!?
キャラ
ラクアはゲームでは攻略できるんですかね……?好きだけど全然ヒロインしてなくてちょっと悲しくなったので次に期待したいです。
それでは、本日はこの辺で失礼いたします~ノシ