あるいはラノベを読む緋色

読んだラノベの感想を中心にしつつ、緋悠梨が気まぐれにいろいろ書いているブログです。コメント等お待ちしております。※「何を言っているのか」は、俺のブログ上では誉め言葉です。

弱キャラ友崎くんLv6.5【感想】

こんばんわ、緋悠梨です。静岡から戻ってきました。滞在時間はギリギリ24時間超える程度のとんぼ返りです。そんなわけで、今日は帰りの電車の中で一気読みしたこの作品について書いていきます。

 

「ねえ。人生ってちょっと、難しすぎじゃない!?」

弱キャラ友崎くん Lv.6.5 (ガガガ文庫 や 2-7)

弱キャラ友崎くん Lv.6.5 (ガガガ文庫 や 2-7)

 

少女たちの想いを綴る、珠玉の短編集!

あの日、彼女はまだ完璧じゃなかった。
あの日、彼女は人前で初めて泣いた。
あの日、彼女はすべてを振り切るスピードが欲しかった。
あの日、彼女は――……。

日南、菊池さん、みみみ、優鈴――。
少女たちのあの日の想いが、ここに紐解かれる。

6巻と7巻をつなぐ彼女の気持ちも……?

弱キャラ友崎くん」の世界がさらに色づく、珠玉の短編集。

 

 

 屋久先生、表1で見えてない部分語りだしたら誰も勝てないじゃないですか……いや、中表紙で見えてるんですけども。

 

評価★★★★☆

 今回は短編集。日南や大天使キクチエルの中学生時代やぐみちゃんの日常などなど恋する女の子たち可愛い話が多かったです。ぐみちゃん等々、恋してない(?)のもいるけどかわいい。日南は中学時代から魔王だった(断言)。

  個人的に一番好きなのは3つ目の、キャンプ(本編3巻)の裏側ですね。中村と優鈴ほんとはよ付き合えよと当時は思ってたのが懐かしい(6つ目の話は思ってた通りのオチでにっこりしたし)。でも何が良かったかって友崎の評価の話。普段はないみみみ視点からの友崎の見え方について。誰かが頑張りをしっかり理解してくれてるっていうこと以上にうれしい事ってなかなかないですよね。日南もさながら、2巻からみみみがしっかり友崎を見てて、このタイミングですでに高評価をあげていたのが、6巻を読んだ後ではなんともなしに効いてくる。あと日南や優鈴からも評価されているのを聞いて嬉しくなるみみみが可愛かったです。

 

 ってことで、ここからはみみみのターン。読了済みの方はP200を開いて下さい。ここからみみみの話が始まりますよね。

 ……この見開きページ、「みみみ感」をすごく感じませんか?俺はめちゃくちゃ感じました。この話に入った途端、前の話とはページ内の文章量が明らかに多くなり、さらにリズム感も変わってきて、まさに元気印のみみみが怒涛の如くしゃべってる!!ってのがビンビン伝わってきました。ひえ、最高。やっぱみみみが一番かわいいのではないだろうかと。

 ぶっちゃけていうと、珍しく一番好きなキャラを決められずここまで来てしまったシリーズなのでそろそろ確定したいというか、みみみが可愛いのでみみみ推しになります。 

 

いやもうラストの引きが気になりまくってるので7巻もとても楽しみです。みみみの話しかしてない気もしますけど、本日はこの辺で失礼します~ノシ