あるいはラノベを読む緋色

読んだラノベの感想を中心にしつつ、緋悠梨が気まぐれにいろいろ書いているブログです。コメント等お待ちしております。※「何を言っているのか」は、俺のブログ上では誉め言葉です。

ワキヤくんの主役理論第4章【感想】

ワキヤくんの主役理論 2 (MF文庫J)

ワキヤくんの主役理論 2 (MF文庫J)

 

  こんばんは、緋悠梨です。予測変換にワキヤくんとか失恋が多く入る時期ですね。そんな時期はない(マジで入ってきてはいる)。そんなわけで本日はこちらです。

 

「――—私は、未那を、最悪の形で裏切っている」

kakuyomu.jp

夏休みはまだ始まったばかり。叶が帰ってきた後、風邪をひいた俺が皆に看病されたり、叶がデレたり、さなかの母上である遼子さんからデートのお誘いを頂き、さなか同伴で出向いたりと、充実した夏を過ごしていた。……まぁ何故かまた恥ずかしい目にあってもいるけど、これはもはやデフォだろうか。もちろん、この夏最大のイベントである伊香保への旅行に向けた準備も着々と進めている。そして俺は、この旅行で、さなかに告白をするんだ———!!

 

これまでのワキヤくん記事はこちら

 

評価 もう★なんかこの章には陳腐だよ(?)

 

S  A  N  A  K  A  W  A  I  I  !!

 

 ってわけで俺が『ワキヤくんの主役理論』に沼ったきっかけである、4章の感想をやっていきましょう。今回はさなかのターンなので「さなかわいい」からスタートです。ローマ字読みにくいというか「I」が分かり辛い。ノリと勢いでいろいろやってます、すいません。

  ちなみにこちらが4章を読み終わった直後の俺の感想です。この後胃痛で亡くなったんだよね……。

 

 あらすじに書いた通り、4章は開幕からイベントが盛りだくさん。風邪ひいて美少女3人に看病してもらうとか何未那お前ちょっと爆発してこい、って感じです、ええ。なに遼子さんともデートしてんだ。正直遺体になって心が痛いってなってたのは少し「ざまぁ」という気持ちがないわけでもないですね(ゲス顔)

 

 そして3章でフリのあった旅行が今章のメイン。いいですね温泉。行きたい。箱根に近いのに大学生活中一度も行かなかったな……伊香保にも行ったことないですし、いつか行ってみたいですね。……以下余計な情報ですが、6時に大宮駅のまめの木前集合となっているので、

大宮駅 6:10発 JR高崎線 高崎行 231系(近郊タイプ)の1,2,9,10号車(ボックス席があるのが先頭2両のみ)

高崎駅 7:29着 7:45発 JR上越線 水上行 211系

渋川駅 8:10着 8:17発 関越交通 伊香保温泉行

伊香保温泉バス停 8:41着 

 以上のルートをたどれば大体ぴったりだと思います。聖地巡礼にどうぞ(?) しかし9時前にはついてたのか。早いな。

 

 この4章は『ワキヤくんの主役理論』のプロローグが終わる章と涼暮先生が明言しています。加えて俺としては、「主役理論のひとまずの到達点」だと解釈しています。3章は叶との関係性が変化した。そして4章は自分から動いて作った友人たちと温泉に行き、加えてさなかとの関係性の踏み出しと、主役理論的に見ても1つ区切りになることが多い話でした。まぁまだ後者の、本題である「さなかに告白したい!」って話が出来てないですが。未那の主役理論の目に見える進捗の確認という意味でも、この章は大切だと思います。俺は4章が今のところ1番好きです!

 

 そんなわけでひとまず温泉着ですよ。ここでも叶と未那が「俺たちは観光じゃなくて、温泉に浸かりに来たんだ……!!」アレなことを言い出し「またか」って顔をされるわけですが、この話、(主に未那の)頑張りの成果が表れていて俺は好きです。

 主役理論だ脇役哲学だの話はさておき、二人の性格と趣味をちゃんと理解してくれている友人達だからこそ、ここでの2人の発言を受け入れてくれてるんだと思いますし。心強い味方がいていいなぁと心の底から思います。1巻で同居がバレて失敗と思っていたものが、巡り巡ってこうなっている。「人生どう転ぶか本当にわからない」とは叶と未那が一番思っているだろうけど、この件はうまく転がった出来事ですよね。勝司と温泉でコイバナとかしちゃう未那はもう完璧に青春を楽しんでいるようにしか見えないです。ところで女子風呂の話は?……あ、ないですか。はい。

 

 Q.これはラブコメですか? A,はよラブコメしやがれ。――—さて本題です。未那とさなかはどんだけやきもきさせるんだ!!と俺と同じく叫んだ人もそこそこいるんじゃないんでしょうか。恋愛弱者同士の恋愛、両方の気持ちを知っててみているから本当にじれったい。勝司や葵の気持ちが思いやられる……。告白の先延ばしィ!!とかなりじらされましたね。リアタイ勢はもっとじらされていたんでしょうね……。2巻からずっとじらされてきたその結末やいかに(未読者への今更の配慮)。

 

 締め方が分からなくなってきましたが、この章のラストに関して1つだけ言えることは、「未那とさなかの関係性が動いたところで終わっていれば、俺たちのような胃痛民は生まれていない」ということです。胃痛民ってなんだ。胃痛でのたうってる人達だよくそう。最終話、叶の話が挟まれ、ここから『ワキヤくんの主役理論』の本編が始まります。ぜひこちらまで読んでいただけますと嬉しいです。4章の間、叶については不穏な事しか書いてないから……。

 ……まぁ胃痛は5章本編だけじゃなくて、幕間もそうなんです。5章本編が始まるまでに投稿された幕間は大体胃痛。4章最終話の後にそれ読ませる!? みたいなところがあったので、是非そちらも併せて楽しんでいただけましたら、1ファンとしてありがたく思います。みんなもカクヨム版までよんでレッツ胃痛!!

www.pixiv.net

 ちなみに一番の胃痛がこちらになります!!!!!!! 4章読み終わってから気が向いた方は涼暮先生へ100円支援すれば読めますのでどうぞ……!!

 

 というわけで以上になります。現実逃避で別のことが捗ること捗ること。まぁそんな時にワキヤくん読むのが一番いいんですけど胃痛発症するからダメージが。おかしいな???

 

 次は5章記事かな?そのうちに。それでは、本日はこの辺で失礼いたします~ノシ