綺麗な黒髪の高階さん(無職)と付き合うことになった【感想】
こんばんわ、緋悠梨です。4月からの職場に対して弊社ァ!!って感じ(隠喩)ですが、まぁまだ大丈夫です。それでは本日はこちらの感想を。
きれいな黒髪の高階さん(無職)と付き合うことになった (GA文庫)
- 作者: 森田季節,紅林のえ
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2018/11/14
- メディア: 文庫
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「失敬な。私はプロのニートだ」「プロというのは、お金をもらう立場のことだろ」「私はちゃんと親から毎月、お金を得ている」「違う!そういう意味じゃない!」サークルにも行かず暇をもてあました京都の大学生、日之出は学内でミステリアスな女性に出会う―。しかし、高階さんというその女性は学生ではなく、ニートだった!そして、日之出が暇であることを看破した。「なら、ちょうどいい。私と付き合わないか?」森田季節×紅林のえが贈る、無職と大学生のスローライフだらだらラブコメディ!
評価★★★☆☆
ニートで変人の高階さんに振り回される話。まぁ付き合うってそうだよな!!などと以下略。後書きにあった通り、基本何も起きない中で変な空気感が楽しかったです。高階さんの詭弁が面白い。ニートでいるための詭弁を弄しまくってるんですが、それが無駄に力があり、そしてくだらないのが実にいい。ハタラカヌスってなんだよおい。そして無駄に説得力あるのが性質悪くて最高ですね。この本の面白さの半分は高階さんの詭弁で出来ているといっても過言ではないと思います。
もう一つの側面として、人の生き方にかなり切れ込んでくる作品です。前述の詭弁は、かなりの覚悟と志でニートをやってる高階さんだからこそ出てくるものではあります。それが同意されるかどうかはともかく。ただそれだけ自分を第一に考えて生きられるというのが彼女の魅力ですね。高階さんに感化されて日之出がどう変わっていくかも注目しながら読んでみてください。
キャラ
祭利一択では??? 常に日之出の動向をそれとなく気にしている正妻感最高にかわいくないですか??? 友達いたって喜んでないで早く付き合って?????
というわけで以上です。大学生活は自分の興味ある授業を取ってやりたいことをやる場だと思います。人を気にしてはいけないというのは高階さんに同意ですね。
それでは、本日はこれにて失礼いたします~ノシ