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あるいはラノベを読む緋色

読んだラノベの感想を中心にしつつ、緋悠梨が気まぐれにいろいろ書いていこうと思います。

きままにオススメの絵師を紹介してみようの回

 

blog.livedoor.jp

流れに便乗するのが得意なフレンズなんだね!!() すいません明確なパクリです。夏鎖さん、後押ししていただきありがとうございます。

ってなわけで個人的におすすめしたい、今後さらに伸びてほしいイラストレーターの方々を敬称略で勝手に紹介していきたいと思います。基本はライトノベル感想ブログなので、「(1人を除き)ラノベのイラストを担当したことがある」ことと、直近1年以内に何か担当作があることを条件にしようかと。あと俺のコメントは特にイラストの評価とは関係ないので気にしないでください。計10人です

 

 

三嶋くろね( @mishima_kurone )

「このすば」や今季の「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の担当。ある意味今一番注目されていそうな我らが白髪教団の教祖様。やはり白髪というポイントは押さえておかないといけません。白髪のエリス様こそメインヒロイン。異論は認めます。

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・ニリツ( @Ann_NH )

「ザ・ブレイカー」で知った方です。「魔法医師の診療記録」や「賭博師は祈らない」など、基本的にはダークな作品でよく見ますが、艦これの響のイラストとかとても可愛いので是非一度覗いてみてください。

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・白もち桜( @sakura_siromoti )

「反逆のドレッドノート」のヒロインは全員可愛かったです!! 岩田洋季先生の次作、「手のひらの恋と世界の王の娘たち」でも引き続きイラストを担当されると知った時は思わずガッツポーズをしました。

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えれっと@eretto_ )

イラストレーターや漫画家としては有名だけど、「ぼくたちのリメイク」を担当したことでラノベでのヒット作が出たような? んでここに書いても仕方ないんですけど、「始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇」の続きはいつだろう……王雀孫せんせー!

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・肋兵器( @abara )

「文句のつけようがないラブコメ」原作イラスト担当にしてコミカライズも担当しているという、ラノベ界ではなかなか異色な動きをされています。白髪ってことでセカイが好きだったんですが、気付いたら肋兵器先生のイラスト自体が好きになってました。

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・SUNE( @sune_01 )

去年6月発売の「シンドローム・エモーション」が初担当作品。2月の「可愛ければ変態でも好きになってくれますか」で注目……されてるといいなぁ!この中ではこれからが一番楽しみな方です。

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ニノモトニノ( @sune_01 )

自分の中では「アサシンズプライド」のイメージが強いせいか、少女マンガっぽい絵をかくのが得意みたいなイメージがあるんですが、他作品を読んでるとそうでもなく、他のタッチを使われてる印象が。描き方の幅の広さが今後どう生かされるか楽しみです。

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・ふーみ( @fuumiisc )

キャラも可愛いんですけど、この方はやはり背景の情報量に注目してほしいですね……!! 美しいの一言に尽きます。初めてイラストを見たときに、キャラではなくて背景に目を奪われるという経験はこの方が初めてでした。

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・H2SO4( @H2SO4_jp )

SDキャラの可愛さが個人的には髄一ですね。「明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。」の口絵にある今にも動き出しそうな光のSD絵が大好きです。ちょうどイメージソング出ましたし。出ましたし!!(ステマ)

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では例外の1人です。ごめんなさいオススメしたいんです。

守月史貴( @Kamizuki_S1 )

イラストレーターではなく漫画家の方です。ラノベ関連だと、入間人間先生の「トカゲの王」と神野オキナ先生の「疾走れ、撃て!」、両作品のコミカライズを担当された方です。絵は可愛いでもちろん断定します。俺が好きなのはむしろ小ネタで、同人誌の方でもそれは十二分に発揮されていますのでぜひ。「大鳳ちゃんシリーズ」などオススメです。

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というわけで個人的なオススメをピックアップさせていただきました。もちろんただの俺の好みですので、何の影響力もございません。一応画像にAmazonリンクを付けてありますので気になった方がおりましたら是非どうぞ!

ギャルスレイヤーだけどギャルしかいない世界に来たからギャルサーの王子になることにした【感想】

 ギャルとか関わってこなかったですよ。大学でも化粧がケバいのはさけて友人関係を築いてますよ、ええ。ギャルとか理解が全く及ばない人種ですよね!!()……ってなわけで今回はこちらです。

 

 

 

伝説的カリスマギャルを姉に持つ奈々倉瑠衣。姉への複雑な思いはいつしか怒りに変わり、漆黒の『ギャルスレイヤー』として渋谷・原宿に降臨するようになる。ある日、願いが通じたのか突然渋谷・原宿が滅亡した…。1台のプリクラ機を残して。ギャルの聖地化した『神のプリクラ』を破壊すべく三号玉の花火を持ち、原宿に立つギャルスレイヤー。しかし誤って自分に発射してしまい瑠衣は命を落としてしまう。その後転生をした瑠衣が目覚めたのはギャルしかいない異世界「サヴァンギャルドだった(Amazonより引用)

 

 

以下ネタバレ要素あり注意。

 

 

公式から『10年に1人の天才』と評価されていましたが、天才というか鬼才というか……とにかくものすごい新人が生まれたなぁという他ないです。ぶっちゃけると最初にTwitterへこのタイトルが流れてきたときは「また異世界転生系か」と思ってそのままスルーしていたんですが、公式やHJ文庫編集部のあしがら様の強い後押しには流石になにかあると思わざるを得なかったです。結果的には読んで正解でした。

 

巻末の解説でも触れられていましたが、文章の美しさというか、言い回しが独特且つ大変美しいです。正直何がいいかと聞かれると具体的には答えづらいのですが、前述した独特の言い回しを用いながらも、心にすっと流れ込んでくる気持ちのよい文章だというのが全体としてとても印象に残りました。294~295ページのミサの語りが個人的には特に気に入っています。

 

あらすじの「渋谷と原宿が滅亡した」というところでカオスなにおいがしたのでそっち方面にも期待しながら読んだんですが、カオスだけで終わらず、最終的に「イイハナシダッタノニナー」という感想を持てるくらいいい内容でした。過去形なのがポイントです。某王子ホント許さない(いいぞもっとやれ)。

 

というわけで今後に非常に期待が持てる新人が出てきたなということで、白乃先生は作者買いをしていきたいと思います。次巻も期待しています。

おにぎりスタッバー【感想】

 

新年2発目の記事。もう相当お気に入りがないと書かない流れ確定ですね。毎日更新してる夏鎖さんとかすごいなぁ(小並感)とか思って見てる緋悠梨です。

閑話休題(それはさておき)、今回はこちらの感想を書いていこうと思います。

 

 

 

中萱梓。愛称アズ。見た目も成績も地味なのに「なんか援交だか売春だかをやっているらしい」という噂によって、クラス全員に避けられている。彼女があの時男を連れ込んで、俺が台所にいて、まあいわゆる修羅場になったせいで、魔法少女やらおにぎりやらが出てくる奇怪な事件が始まったんだが、そんなのは些細な話だ。俺が誰かも気にしなくていい。だけどどうか彼女の話を聞いてやってくれ。(Amazonより引用)

 

 

以下ネタバレ要素あり注意。

 

 

スタッバーは「刺す人」という意味があることを昔やっていた某カードゲームで知っていたので、「まぁ殺人鬼が登場するとか、表紙でだましに来る作品なんだろうな……」と覚悟を持って読み始めました。ど

 

そしてふたを開けてみたらとにかくカオスな作品。区切りが一切ない地の文の密度は他に比べるものはなく、さらにその内容もあっちにとんだりこっちにとんだりと……。例えるならば、「『みーまー』を書いていたころの入間人間先生の寄り道しまくる文体を改行なしに流した」感じが近いような気がします。そして自分はこういうカオスな作品が大好物でして、もうどストライク。久々にカオスな新作を読めてそれだけで満足したような面はあります。が、まだもうちょい記事は続きます。

 

内容は思いついたものを次々並べたかと思いきや、恋愛や主人公の成長、バトルなどなど、話がきっちり進んでいるので展開についてくのがちょい大変でしたね……。気付かずに読み進めて、「あれ、どこで場面変わった?」なんてこともしばしば。いかに普段、「提供された形に依存して読んでいるか」という事を自覚させられた気がしてちょっと凹みました。普段だったら場面の区切りがあるんだけどなぁ、とか思った自分は心の中でぶん殴っておきます。ラノベは何でもありですからね、これだって1冊の「ライトノベル」としてちゃんと出ている訳ですから。その形で楽しんでこそという意識、もう一度確認させられました。

 

そしておにぎりとはなんだったのか。これは読んで確かめていただけたら嬉しいなと思います。

 

感想というか読書意識の話になってしまいましたがまぁいいか……。3月に続刊が出るようなので楽しみにしたいと思います。

ギリギリですが好きラノ投票に参加いたします。

あけましておめでとうございます(遅い)。おまい半月前に16年のオススメ新作書いてたよな?と思われた方はまさにその通りでございますが、単巻ごとではやってなかったということで別ページにて投票させていただきたいと思います。前回の記事で紹介した作品との被りは少しだけあります。

 

 

 【16下期ラノベ投票/9784048922067】

シスコン&ブラコンの一生を描いた兄妹ラブコメの前半。読んでいて面白いけど、自分の気持ちに素直に向き合えない現実や世間とずれてる自分の感覚に悩む兄の姿に、辛いなぁと思わされた作品でした。それが下巻よりも個人的に好きだったのでこちらで。あと、今「みーまー」を並行して読んでいるので、文体の変化も感じられて楽しかったです。

 

 

【16下期ラノベ投票/9784040720760】

ゲームの要となる巡璃ルートの執筆に倫也が着手する11巻。基本的に俺は英梨々好きなんですが、加藤の格が違いすぎて流石メインヒロイン、といった凡庸な感想しか持てないくらい圧倒されましたね……。最後が不穏だったのが怖い所ですが。

 

 

 

俺が好きなのは妹だけど妹じゃない2 (ファンタジア文庫)

俺が好きなのは妹だけど妹じゃない2 (ファンタジア文庫)

 

【16下期ラノベ投票/9784040720333】 

永遠野誓ではないのではと舞に疑われ、兄弟でイチャラブ作戦を決行する第2巻。内容も内容で面白かったんですけども、それよりも表紙の涼花が可愛くて可愛くて。感想としては最低の部類ですがね(滝汗)

 

 

 【16下期ラノベ投票/9784041041765】

リオン率いる革命軍VSスピカ達神々との最終決戦。この薄さに詰まっているとは思えない情報量とそれをきれいにまとめ上げ、且つキャラもしっかりたっていると、これ以上ない終わり方だったと思います。

 

 

【16下期ラノベ投票/9784040686264】

余命一か月の英雄が、次代の英雄として選んだ奴隷のエルフにすべてを教え込む物語。前回の記事でも紹介したやつです。軽そうなタイトルからは想像できなかった結末に心を打たれました。1巻完結かと思いましたが、今月続きがでるようなのでとても楽しみです。

 

 

異世界拷問姫2 (MF文庫J)

異世界拷問姫2 (MF文庫J)

 

 【16下期ラノベ投票/9784040686318】

『大王』フィオーレと対決する異世界拷問姫第2巻。最強を倒したからといって面白さが衰えず、さらには有効利用(婉曲な表現)するとは……。予想を超える展開と、女性たちの美しさは髄一だと思います。

 

 

近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係2 (ファミ通文庫)

近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係2 (ファミ通文庫)

 

 【16下期ラノベ投票/9784047343511】

告白された幼馴染の由梨子と、同居する里奈の間で揺れまくる健一の心情変化を描き切った第2巻。久遠先生が後書きで言っていたように、恋愛が舞台装置にならない作品。これくらいの関係ならどっかにあってもおかしくないと思えるほどリアリティの高い作品で、ほぼ読者と等身大である健一の心情が痛いほど伝わってきたように思います。

 

 

その10文字を、僕は忘れない (ダッシュエックス文庫)

その10文字を、僕は忘れない (ダッシュエックス文庫)

 

【16下期ラノベ投票/9784086311311】

一日に10文字しか喋れない少女と、無気力だった少年のボーイミーツガール。制約を1つ設けるだけで、コミュニティ内の関係を作ることがこんなに難しくなるのかと。多く話せないハンディの使い方も個人的には好きです。ページ数にももてあそばれた作品でした。

 

 

【16下期ラノベ投票/9784086311540】

世界の構成、物語の根幹が明かされる第6巻、それはプロローグの幕引き―。これが面白かったというよりは、この先に大きな期待を持てる終わり方ということで。どんなラブコメを見せてくれるのが非常に楽しみです。                   

 

 

【16下期ラノベ投票/9784798612713】

家族愛をテーマにした物語。待ちに待った緋月薙先生の新作で、前作とは方向性がちょっと違ったけどこれはこれで面白かったし、webでイチャラブ見れるしで様々な楽しみ方ができます。まだ2巻なのでこれからどんどん続いてくれるとうれしいと思うばかりです。

 

 

 

新作溜めすぎていて、リスト読みながら「これも読んでねぇ……あーこれもだ!!」みたいなのの繰り返しでなんか誰にともなく申し訳ないと思うほかないです……。

ギリギリの投票になってしまいましたが、本日の日付変更までは投票を受け付けているようです。こちらから参加してみてはいかがでしょうか。

2016おすすめの新作

気付いたらコミケ目前。もうこのブログは気が向いたときに更新するのが確定したような気分です。

昨日はラノベハスラーさんが特別放送でランキングをやってましたね。それをちょっとパクt……真似させていただき、個人的に面白かったやつで、(アサプラを除き)あんまり大きく取り上げられていない奴を少し書き出してみようかなーと思います。完全に俺の主観ですのであしからず。※順不同です。

 

 今年の新人賞受賞作品で読んだ中では一番の作品でした。内容は今更語るまでもなさそうだけども。ちょっと2巻が微妙だったけど、3&4巻で再び勢いづいてくれたので、今後も諸々(意味深)期待したいと思います。

 

 

 大体いつもの葉村先生の作品。様相は「俺と一乃の~」からあんまり変わってないんですが……それが好きで読んでるので俺にとっては好みの作品です。世界設定の緻密さに、どの作品も圧倒されるんですよね。その前に濃厚な厨二臭で読まれない方が多いのかなーという印象が……。

 

 

 何気に印象に残っている1冊。主人公がやれやれ系だーコピーだー、とかいう意見もちらっと見たような記憶がありますが、バトルを最後までちゃんと読めば、そのアツさと能力のうまい使い方にうならされる……はずです!!

 

 

異世界詐欺師のなんちゃって経営術 (角川スニーカー文庫)

異世界詐欺師のなんちゃって経営術 (角川スニーカー文庫)

 

 絵師買いした作品だったんですが、これが意外と面白かった。ヤシロの機転の利かせ方(やわらかーい表現)が好きです。言葉使うの上手くなりたい。

 

 最後はこちら。一番お勧めしたい作品にして、俺が今年唯一泣いたモノです。あらすじからは全く予想ができない、とても素晴らしい作品でした。軽いネタバレ気味な感想になるんですが、(以下反転)設定を貫き通した、ただただそのことがうれしくて悲しくて……しかも1回あげて落としやがってからにちきしょう!!いい構成してやがるよ!……って言いたいところですね。この作品に関しては「とにかく読んでください」としか言えないんですが、ホントに読んでほしい一作です。このラノアンケート終了ギリギリの発売だったのがホントに悔やまれる……。

 

 

 

……以上5作品ですね。短文で軽い感想を書いただけですが、興味を持って読んでいただけたなら幸いに思います。来年もたくさんの素晴らしいラノベに出会えることを期待してこの辺で。

それでは皆様、よいお年を。コミケに参加される方々、体調に気を付けてお互い頑張りましょう!

 

(このラノにコメントが採用された作品は、あれ以上のことは多分書けないので省いております。)

 

 今回はこの作品を。お口にとろけるベリーメロン♪ ……ビクトリームもなつけー。

 

29とJK2 ?大人はモテてもヒマがない? (GA文庫)

29とJK2 ?大人はモテてもヒマがない? (GA文庫)

 

 

29歳社畜・槍羽鋭二は二つの仕事を抱えている。一つは八王子営業チームの運営。もう一つは社長の孫娘・花恋と社長命令で交際すること。どちらも問題アリアリ。新たに異動してきた上司は狡猾なブラック野郎。そして花恋は槍羽にデレまくり、純粋で一途な恋心を向けてくる。有能な槍羽を自分の派閥に抱き込もうとする上司をかわし、可愛いJKの求恋を叱り飛ばして日々を乗り切る槍羽だが、「顧客情報漏洩」という会社の一大事が降りかかる。そして普段はクールな部下・綾からはセクハラ被害を相談されて――!? 29歳よ、仕事も恋も無双せよ! “禁断の"年の差ラブコメ第2弾! (Amazonより引用)

 

 

本書の帯に、自分が読書メーターに書いた感想の一部が載っております。使っていただけてうれしい限りです。

以下、ネタバレ要素あり注意。

 

 

相変わらず社会に出るのが怖くなる内容ですね。大学生の自分、あんな権謀術数渦巻く世界が現実にあるとは信じたくないと心の底から思う次第ですが……あるんだろうなぁ……やだなぁ。……という(大学生並感)な感想はさておき。今回は花恋の一次選考突破と機密情報漏洩などで相変わらず忙しそうな槍場です。諸々の状況と合わせて、こっちも胃がキリキリしてきそう。

 

今回は個人的に『対比』という単語を強く意識させられる内容だったなと思います。例えばですが、

・もの書きとしての過去の槍場と今の花恋

・壁にぶつかった花恋と綾

・出世欲の対立である百鬼目と槍場

書き出すときりがない気がしますが、これだけの要素を含んできれいにまとめ上げていたのに本当に驚きました。こんなに詰まってりゃ厚くなるのも納得です。

 

小ネタも小ネタで、槍場から一回り下の年齢層である自分もドストライクのネタばかりで。佐藤健と言ったら電王(野上良太郎)だしベリーメロンも歌ったし、庵野は……確かに帰ってきたウルトラマンだな!! (エヴァ見てない勢) というかネタの年齢層?とでもいうべきものが広すぎでは。多くの世代に刺さりそうですよね。

 

社畜部分も恋愛部分も両方楽しませてくれる本作、次も大変楽しみです。

 

 

自己満でライトノベル個人史を書いてみた。

何やらTwitterライトノベル個人史を書くのが流行ってるみたいなので、ちょっと便乗してみようかと思います。初めて触れたのは10年ほど前ですが、ガッツリ読み始めたのはここ1,2年ほどのことなので密度については期待せず、見識の少ない大学生たわごとだなぁと思いながら読み進めてください。

 

ラノベ以前
幼稚園の頃から本、というか絵本は読んでいて、今でも実家には幼稚園を通して一括購入していた絵本などが眠っています。どれが好きだったとかは覚えていないですが、「はらぺこあおむし」や「おおきなかぶ」、「ぐりとぐら」など、絵本の代表といえるものは大体読んでいたような気がします。
小学生になってから、記憶が正しければ3年になるまで図書室が使えなかったので、あんまり新しい本は読んでいなかったと思います、図書館が使えるようになってからは、伝記マンガや、「デルトラクエスト」などを借りて読んでいました。ちなみにですが、自分は「アニメ不毛の国」と呼ばれる某県の出身で、オタク文化に関連した事項は中学に上がるまで全く知らず、「おもしろい本の1つ」としてラノベを読んでいたことを一応明記しておきます。

 

・『灼眼のシャナ
4年の時、初めてラノベに触れました。『灼眼のシャナ』、言わずと知れたあの作品です。どうやって触れたか、なのですが……以下、軽蔑しないでいただけると幸いです。友人が先にシャナを読んでいたのですが、11巻だか12巻だかに風呂シーンの挿絵が2枚あるんですよ。それを見せつけてきたのが初めてのラノベとの接触で、そっから興味を持ったのが最初です。……なんていうか、ひっじょーに不純な動機でホントすみません……。
閑話休題。そこから「ライトノベル」という枠組みは全く知らずに、図書室に置いてあった同じサイズの小説を、他の本と一緒に読むようになりました(といっても小学校の規模なので、ラノベはそこまで多くはなかったですが)。他に当時読んだ本というと、ラノベなら、『キノの旅』や『アリソンシリーズ』、『半分の月がのぼる空など。その他だと『妖界ナビ・ルナ』やダレン・シャン』などを読んでいたと記憶しています

 

・中学校にあがり
今思えばここは天国でした。自分のラノベを専攻して読むスタイルはここで確立されたと思います。小学校とは比べ物にならない蔵書量に興奮して次々と借りていきました。『バカとテストと召喚獣』、『我が家のお稲荷さま』、『しにがみのバラッドなどの有名作品から、『殿がくる』や『結界師のフーガ』など、大きくは取り上げられていない作品も、興味がある奴はとりあえず読んでいました。
中学に上がって、初めてラノベを買いました。『キノの旅Ⅻ』が最初です。11巻までは小学校にあったのですが、中学にはなかったので買ったのが最初です、そこから時々買う程度で図書室や図書館で借りて読む生活を中学卒業まで繰り返していました。一方で、血は争えず、父や祖父と同じように歴史小説、とくに三國志に手を出してからはそっちも中学卒業までそこそこ読んでいました。三國志里見八犬伝は今でも読み返す数少ない歴史小説です。

 

 

 

・『このライトノベルがすごい!』との出会い
自分のラノベ遍歴の中で、2つの転機があったと考えています。1つ目は中2の時、『このラノ』を近くの書店で見つけて購入したことです。その時買ったのは『このラノ2011』。『禁書目録』がすべての部門で1位を取った時の奴だったと思います。これを見て、自分が知らないラノベがこんなにたくさんある……!!と興奮し、翌日にはまた書店に出向き、気になった作品を2つほど買っていました。『ベン・トー』と『いばらの呪い師』がその時に買った作品です。『ベン・トー』でラノベの「なんでもあり」を初めて感じたといっても過言ではなく、また『いばらの~』は初めて購入したマイナーな作品となるなど、このラノを買ったことで一気に自分の世界が広がったことを覚えています。

 

・高校入学
中学とうって変わり、高校の図書室にはラノベがほぼ無く(『ムシウタ』と『キノの旅』が5冊ずつ程度)、(これは買わなきゃだめだ……)と思いました。ラノベを本格的に買い始めたのはここですね。ちょうど、『冴えない彼女の育て方』や『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』などが刊行され始めた時期を想像していただければ、大体あっているかと。この頃から、大体月に5冊ほど買うくらいのペースで購入をするようになりました。また、部活仲間から誕生日プレゼントだといって『エロマンガ先生』を手渡されたのは……。……今は購読するシリーズになっているので感謝しています。
並行して、高校の図書室に見切りをつけたことで、市立図書館を使う頻度が上がりました。『緋弾のアリア』や『生徒会の一存』を最初に読んだのは、市の図書館を頻繁に利用するようになってからです。人気シリーズというのはこのラノを読んで知っていましたので、読んでみたいという気持ちがありましたが、この時点でけっこうな巻数が出ていたので高校生の小遣いではとても手が出ず……。図書館にあったときはうれしくて即座に借りていきました。

 

読書メーターの開始
転機その2。高3の6月に読書メーターを始めました(大学受験期になにやってんだ)。存在だけはそれ以前から把握していたのですが、ここまででそこそこの数を読んでいたので「今更やる意味あるかな……」と思い、なかなか踏ん切りがつきませんでした。今思えばただの傲慢でしかないですが。
他の人の感想をみて、「まだまだ面白い作品はあるんだ」と思う楽しさ、初めて味わいました。すると、それを読みたいという欲が一気に高ぶりますよね……。『ザ・ブレイカー』や『勇者と魔王のバトルはリビングでなどはその代表格です。自分が読んだ中でも特にお気に入りの作品の一部なのですが、読メをこの時期に使っていなければ、もしかしたら出会えていなかったかもしれないです。
一方で、逆説的ですが、読メをはじめたのがこの時期でよかったとも思います。この時期でなかったら、高校生の小遣いでは買えない作品も多くて、どうするか心底悩んでいた可能性がありますからね……。大学受験期で本を買うペースが遅くなるころでちょうどよかったとも言えます。

 

 

 

・大学入学~現在
親の監視の目と金の制限が取っ払われたので、はっちゃけました。ですが去年は文化祭の実行委員会をやっていたのでそれほどでもなく、とりあえず気になった新刊をほぼ買うくらい。ひどいのは今年に入ってからですね。アニメイトブックオフで月に20冊以上増える&図書館で毎月10冊借りてきて読む、を繰り返しているので一向に積読が減りません。おかしいな、高校までは積読なんて単語には縁が無かったのに……。どんな本を読んでいるかは自分の読書メーターを見てください。読メを始める功罪を体現している気がしてならない今日この頃。
あと自分の特徴として、『絵師買い』が非常に多いことが挙げられると思います。あらすじを読む前にとりあえず絵師を確認するのは日常茶飯事。絵師が好きだからといって買って後悔したことも少ないとは言えなくなってきました。ですがそれ以上にイラストレーター関係なく、面白いといえる作品にたくさん出会えているのも事実です。読メでいつも感想を参考にさせていただいている方々や、Twitterラノベ関連の話題を自分のTLに持ってきてくださる皆々様のおかげで、そういった面白い作品にたくさん出会えています。本当にありがとうございます。

 

 


自分はダッシュエックス文庫を除く、今の大手レーベルの創成期を(意識しては)体験していない人間です。見識もまだまだ足りないと自覚しています。そんな自分ですが、最近やっとラノベ関連の活動に参加できるだけの気持ちを持つことが出来るようになりました。ですが、まだそれでも足りません。これからも先達の皆様にいろいろ学ばせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。