あるいはラノベを読む緋色

読んだラノベの感想を中心にしつつ、緋悠梨が気まぐれにいろいろ書いているブログです。

ギリギリですが好きラノ投票に参加いたします。

あけましておめでとうございます(遅い)。おまい半月前に16年のオススメ新作書いてたよな?と思われた方はまさにその通りでございますが、単巻ごとではやってなかったということで別ページにて投票させていただきたいと思います。前回の記事で紹介した作品との被りは少しだけあります。

 

 

 【16下期ラノベ投票/9784048922067】

シスコン&ブラコンの一生を描いた兄妹ラブコメの前半。読んでいて面白いけど、自分の気持ちに素直に向き合えない現実や世間とずれてる自分の感覚に悩む兄の姿に、辛いなぁと思わされた作品でした。それが下巻よりも個人的に好きだったのでこちらで。あと、今「みーまー」を並行して読んでいるので、文体の変化も感じられて楽しかったです。

 

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2016おすすめの新作

気付いたらコミケ目前。もうこのブログは気が向いたときに更新するのが確定したような気分です。

昨日はラノベハスラーさんが特別放送でランキングをやってましたね。それをちょっとパクt……真似させていただき、個人的に面白かったやつで、(アサプラを除き)あんまり大きく取り上げられていない奴を少し書き出してみようかなーと思います。完全に俺の主観ですのであしからず。※順不同です。

 

 今年の新人賞受賞作品で読んだ中では一番の作品でした。内容は今更語るまでもなさそうだけども。ちょっと2巻が微妙だったけど、3&4巻で再び勢いづいてくれたので、今後も諸々(意味深)期待したいと思います。

 

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29とJK2 大人はモテてもヒマがない?【感想】

 今回はこの作品を。お口にとろけるベリーメロン♪ ……ビクトリームもなつけー。

 

 

29歳社畜・槍羽鋭二は二つの仕事を抱えている。一つは八王子営業チームの運営。もう一つは社長の孫娘・花恋と社長命令で交際すること。どちらも問題アリアリ。新たに異動してきた上司は狡猾なブラック野郎。そして花恋は槍羽にデレまくり、純粋で一途な恋心を向けてくる。有能な槍羽を自分の派閥に抱き込もうとする上司をかわし、可愛いJKの求恋を叱り飛ばして日々を乗り切る槍羽だが、「顧客情報漏洩」という会社の一大事が降りかかる。そして普段はクールな部下・綾からはセクハラ被害を相談されて――!? 29歳よ、仕事も恋も無双せよ! “禁断の"年の差ラブコメ第2弾! (Amazonより引用)

 

 

本書の帯に、自分が読書メーターに書いた感想の一部が載っております。使っていただけてうれしい限りです。

以下、ネタバレあり注意です。

 

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自己満でライトノベル個人史を書いてみた。

何やらTwitterライトノベル個人史を書くのが流行ってるみたいなので、ちょっと便乗してみようかと思います。初めて触れたのは10年ほど前ですが、ガッツリ読み始めたのはここ1,2年ほどのことなので密度については期待せず、見識の少ない大学生たわごとだなぁと思いながら読み進めていただけますと幸いです。

 

ラノベ以前
幼稚園の頃から本、というか絵本は読んでいて、今でも実家には幼稚園を通して一括購入していた絵本などが眠っています。どれが好きだったとかは覚えていないですが、「はらぺこあおむし」や「おおきなかぶ」、「ぐりとぐら」など、絵本の代表といえるものは大体読んでいたような気がします。
小学生になってから、記憶が正しければ3年になるまで図書室が使えなかったので、あんまり新しい本は読んでいなかったと思います、図書館が使えるようになってからは、伝記マンガや、「デルトラクエスト」などを借りて読んでいました。ちなみにですが、自分は「アニメ不毛の国」と呼ばれる某県の出身で、オタク文化に関連した事項は中学に上がるまで全く知らず、「おもしろい本の1つ」としてラノベを読んでいたことを一応明記しておきます。

 

・『灼眼のシャナ
4年の時、初めてラノベに触れました。『灼眼のシャナ』、言わずと知れたあの作品です。どうやって触れたか、なのですが……以下、軽蔑しないでいただけると幸いです。友人が先にシャナを読んでいたのですが、11巻だか12巻だかに風呂シーンの挿絵が2枚あるんですよ。それを見せつけてきたのが初めてのラノベとの接触で、そっから興味を持ったのが最初です。……なんていうか、ひっじょーに不純な動機でホントすみません……。
閑話休題。そこから「ライトノベル」という枠組みは全く知らずに、図書室に置いてあった同じサイズの小説を、他の本と一緒に読むようになりました(といっても小学校の規模なので、ラノベはそこまで多くはなかったですが)。他に当時読んだ本というと、ラノベなら、『キノの旅』や『アリソンシリーズ』、『半分の月がのぼる空など。その他だと『妖界ナビ・ルナ』やダレン・シャン』などを読んでいたと記憶しています

 

・中学校にあがり
今思えばここは天国でした。自分のラノベを専攻して読むスタイルはここで確立されたと思います。小学校とは比べ物にならない蔵書量に興奮して次々と借りていきました。『バカとテストと召喚獣』、『我が家のお稲荷さま』、『しにがみのバラッドなどの有名作品から、『殿がくる』や『結界師のフーガ』など、大きくは取り上げられていない作品も、興味がある奴はとりあえず読んでいました。
中学に上がって、初めてラノベを買いました。『キノの旅Ⅻ』が最初です。11巻までは小学校にあったのですが、中学にはなかったので買ったのが最初です、そこから時々買う程度で図書室や図書館で借りて読む生活を中学卒業まで繰り返していました。一方で、血は争えず、父や祖父と同じように歴史小説、とくに三國志に手を出してからはそっちも中学卒業までそこそこ読んでいました。三國志里見八犬伝は今でも読み返す数少ない歴史小説です。

 

 

 

・『このライトノベルがすごい!』との出会い
自分のラノベ遍歴の中で、2つの転機があったと考えています。1つ目は中2の時、『このラノ』を近くの書店で見つけて購入したことです。その時買ったのは『このラノ2011』。『禁書目録』がすべての部門で1位を取った時の奴だったと思います。これを見て、自分が知らないラノベがこんなにたくさんある……!!と興奮し、翌日にはまた書店に出向き、気になった作品を2つほど買っていました。『ベン・トー』と『いばらの呪い師』がその時に買った作品です。『ベン・トー』でラノベの「なんでもあり」を初めて感じたといっても過言ではなく、また『いばらの~』は初めて購入したマイナーな作品となるなど、このラノを買ったことで一気に自分の世界が広がったことを覚えています。

 

・高校入学
中学とうって変わり、高校の図書室にはラノベがほぼ無く(『ムシウタ』と『キノの旅』が5冊ずつ程度)、(これは買わなきゃだめだ……)と思いました。ラノベを本格的に買い始めたのはここですね。ちょうど、『冴えない彼女の育て方』や『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』などが刊行され始めた時期を想像していただければ、大体あっているかと。この頃から、大体月に5冊ほど買うくらいのペースで購入をするようになりました。また、部活仲間から誕生日プレゼントだといって『エロマンガ先生』を手渡されたのは……。……今は購読するシリーズになっているので感謝しています。
並行して、高校の図書室に見切りをつけたことで、市立図書館を使う頻度が上がりました。『緋弾のアリア』や『生徒会の一存』を最初に読んだのは、市の図書館を頻繁に利用するようになってからです。人気シリーズというのはこのラノを読んで知っていましたので、読んでみたいという気持ちがありましたが、この時点でけっこうな巻数が出ていたので高校生の小遣いではとても手が出ず……。図書館にあったときはうれしくて即座に借りていきました。

 

読書メーターの開始
転機その2。高3の6月に読書メーターを始めました(大学受験期になにやってんだ)。存在だけはそれ以前から把握していたのですが、ここまででそこそこの数を読んでいたので「今更やる意味あるかな……」と思い、なかなか踏ん切りがつきませんでした。今思えばただの傲慢でしかないですが。
他の人の感想をみて、「まだまだ面白い作品はあるんだ」と思う楽しさ、初めて味わいました。すると、それを読みたいという欲が一気に高ぶりますよね……。『ザ・ブレイカー』や『勇者と魔王のバトルはリビングでなどはその代表格です。自分が読んだ中でも特にお気に入りの作品の一部なのですが、読メをこの時期に使っていなければ、もしかしたら出会えていなかったかもしれないです。
一方で、逆説的ですが、読メをはじめたのがこの時期でよかったとも思います。この時期でなかったら、高校生の小遣いでは買えない作品も多くて、どうするか心底悩んでいた可能性がありますからね……。大学受験期で本を買うペースが遅くなるころでちょうどよかったとも言えます。

 

 

 

・大学入学~現在
親の監視の目と金の制限が取っ払われたので、はっちゃけました。ですが去年は文化祭の実行委員会をやっていたのでそれほどでもなく、とりあえず気になった新刊をほぼ買うくらい。ひどいのは今年に入ってからですね。アニメイトブックオフで月に20冊以上増える&図書館で毎月10冊借りてきて読む、を繰り返しているので一向に積読が減りません。おかしいな、高校までは積読なんて単語には縁が無かったのに……。どんな本を読んでいるかは自分の読書メーターを見てください。読メを始める功罪を体現している気がしてならない今日この頃。
あと自分の特徴として、『絵師買い』が非常に多いことが挙げられると思います。あらすじを読む前にとりあえず絵師を確認するのは日常茶飯事。絵師が好きだからといって買って後悔したことも少ないとは言えなくなってきました。ですがそれ以上にイラストレーター関係なく、面白いといえる作品にたくさん出会えているのも事実です。読メでいつも感想を参考にさせていただいている方々や、Twitterラノベ関連の話題を自分のTLに持ってきてくださる皆々様のおかげで、そういった面白い作品にたくさん出会えています。本当にありがとうございます。

 

 


自分はダッシュエックス文庫を除く、今の大手レーベルの創成期を(意識しては)体験していない人間です。見識もまだまだ足りないと自覚しています。そんな自分ですが、最近やっとラノベ関連の活動に参加できるだけの気持ちを持つことが出来るようになりました。ですが、まだそれでも足りません。これからも先達の皆様にいろいろ学ばせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

ぼくたちが本当にシタかったこと【感想】

今回はこちら。またガガガ文庫が異色の作品を出して来ましたね。 ちょっとここから別のところにも思いをはせつつ書いていきます。

ぼくたちが本当にシタかったこと (ガガガ文庫)

ぼくたちが本当にシタかったこと (ガガガ文庫)

 

 

 この学校に入って数か月。友達も、少ないけどそこそこできて、女の子ともちょっとは仲良くしている。僕の周りには魅力的な女の子ばかりで、少々戸惑うけれど、まあ贅沢な悩みなんだろう。でも、仲良くなればなるほど、僕には気になることがある。それは、この学校が「成年向けコンテンツ」つまりアダルトなコンテンツを作るための勉強をする専門学校なこと。好きになった女の子が、「女優志望」だったら、どう考えてもハートが耐えられる自信がない。エロと恋愛の両立を目指す、悩める煩悩青春模様!  (Amazonより引用)

 

 

以下ネタバレあり注意です。

 

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