あるいはラノベを読む緋色

読んだラノベの感想を中心にしつつ、緋悠梨が気まぐれにいろいろ書いているブログです。コメント等お待ちしております。※「何を言っているのか」は、俺のブログ上では誉め言葉です。

ワキヤくんの主役理論第3章【感想】

 

ワキヤくんの主役理論 (MF文庫J)

ワキヤくんの主役理論 (MF文庫J)

 

 こんばんは、緋悠梨です。本日はこちら。まだ未読の方は下のリンクを押すと3章のプロローグに行くのでぜひ読んでみてください。記事は2巻までのネタバレはありますが、基本的に3章以降未読の方でも大丈夫なようにしますので安心してお読みください。また、以下の記事読んで興味持たれた方も、この下のリンクからよろしくおねがいします(できればその前の2章幕間もすべて読んでほしいです。3章への伏線があるので)。それではレッツラゴー

 

「未那が言う《友達》という言葉の重さを、きっと誰も知らないんだ」

kakuyomu.jp

ついに夏休み。主役理論者として夏休みという最高の青春タイムを謳歌したい俺は、さなかとのデートの約束を、紆余曲折ありつつもなんとか取り付けることに成功した。そして前触れもなく現れる俺の旧友、宮代秋良。「主役理論の進捗を見に来たぜ、友達」とのたまう旧友にすべてを持っていかれそうになったが、なんとかさなかを奪われることもなく、ただただ楽しくデートを満喫していた。これこそ青春。その素晴らしさを噛み締めつつ帰宅した俺が目にしたのは、誰もいない、叶と俺の部屋だった———。

 

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公園で高校生達が遊ぶだけ【感想】

 こんばんは、緋悠梨です。本日は秋葉原ラノベ読書会に参加してきました。いつも通りとても楽しかったです。ところで俺も失恋界隈の1人と認識されているようで……あ、あれ? 俺、涼暮先生や羽海野さんみたいな失恋してないぞ……? とまぁさておき、今回はある意味「愚か」なこの作品です。

 

「ちいちゃんは、わたしがいないと、ダメダメだなぁ」

公園で高校生達が遊ぶだけ (講談社ラノベ文庫)

公園で高校生達が遊ぶだけ (講談社ラノベ文庫)

 

瀬川エリカと俺、吾妻千里は小学校3年生からの幼馴染みだ。小学校でも中学でも、そして高校でも、瀬川と俺は、公園で遊ぶ。ダベったり、野球をしたり、走り回ったり、ちょっと喧嘩したり。「とりあえず吾妻の中で、わたしを可愛さピラミッドの頂点に設定するといいよ。そうすればわたしを通して“可愛い”がわかる」「瀬川を可愛さピラミッドの頂点に設定すると、具体的にどうなるんだ?」「わたしに似てれば似てるものほど、吾妻は可愛いと認識しだすよ」「じゃあ、電卓とかも可愛く見えんのかな」「ちょっと待って。吾妻の中でわたし、電卓なわけ?」そして今日も公園で、高校生の何気ない日常が紡ぎ出される―。 

 

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境界線上のホライゾンⅤ下

こんばんは、緋悠梨です。読書の日らしいですね。

以上、よろしくお願いします。さておき、読書の日なので午後丸々この本の読書に充てました。

 

「何もかもと、共に、ずっといたいです」

毛利領へ侵攻した羽柴勢に対し、武神を主体にした新たな戦術で六護式仏蘭西が反撃を開始した。歴史のターニングポイントとなる織田・信長自害の“本能寺の変”へ向けて、世界は徐々に向かい始める。一方、関東では、武蔵を強襲した北条勢を逆手にとって、武蔵は滝川・一益と北条による“神流川の戦い”の歴史再現を遂行したが、武蔵は校則法で定められた夏休みを目前に控え、遅れていた行事もこなさなければならず、更には真田の偉い人が…。羽柴vs六護式仏蘭西、武蔵vs滝川。新たな歴史再現へ向けて動き出した各国の行方は!? 

 

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ワキヤくんの主役理論2【感想】

 こんばんは、緋悠梨です。進捗ダメです……卒論どうしようか('ω')? そのうち更新がなくなったら「あ、やばいんだな」と察してください。まだ余裕ある本日はこちらです。

 

 「ちゃんと見ててよ、約束だからね?」

ワキヤくんの主役理論2 (MF文庫J)

ワキヤくんの主役理論2 (MF文庫J)

 

青春公園での一件の後、俺はこれまで通り、青春を目一杯楽しんでいた。学校で勝司たちと他愛も無い話をしたり、駅前にやたら良い雰囲気のおでん屋台を見つけて、店主の少女・赤垣此香と友人になってみたり。―しかし、日常は唐突に破られた。「我喜屋先輩は姉が好みではありませんか?」突如やってきた、叶の弟・望くん。彼の目的が全く解らないまま、何故か目の前でさなかとデートをすることに。しかし、さなかも何か思うところがあるようで…?主役男と脇役女によるおかしな青春勝負、第2弾。今回はさなかが主役…!? 

 

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