公園で高校生達が遊ぶだけ【感想】
こんばんは、緋悠梨です。本日は秋葉原でラノベ読書会に参加してきました。いつも通りとても楽しかったです。ところで俺も失恋界隈の1人と認識されているようで……あ、あれ? 俺、涼暮先生や羽海野さんみたいな失恋してないぞ……? とまぁさておき、今回はある意味「愚か」なこの作品です。
「ちいちゃんは、わたしがいないと、ダメダメだなぁ」
瀬川エリカと俺、吾妻千里は小学校3年生からの幼馴染みだ。小学校でも中学でも、そして高校でも、瀬川と俺は、公園で遊ぶ。ダベったり、野球をしたり、走り回ったり、ちょっと喧嘩したり。「とりあえず吾妻の中で、わたしを可愛さピラミッドの頂点に設定するといいよ。そうすればわたしを通して“可愛い”がわかる」「瀬川を可愛さピラミッドの頂点に設定すると、具体的にどうなるんだ?」「わたしに似てれば似てるものほど、吾妻は可愛いと認識しだすよ」「じゃあ、電卓とかも可愛く見えんのかな」「ちょっと待って。吾妻の中でわたし、電卓なわけ?」そして今日も公園で、高校生の何気ない日常が紡ぎ出される―。
評価★★★☆☆
そこそこに面白かったです。公園で高校生達が遊ぶだけ。タイトルまんまですね。なんというかしょうもねぇ!!って思ったんですが、これ多分作者の狙い通りの感想かもしれないとも思います。自分の高校時代振り返ってもしょーもないことしかやってないですし。でもやってる時は楽しいんですよね……。やってる時と言うか今もいい思い出です。そんなわけで「しょうもねぇ」ってオチに思いつつ笑うことはまぁ作品の楽しみかたとして間違ってないんじゃないかなぁと思ったりもします。
ただそのオチが自分に合うかどうかってのは別問題で。俺は半分くらいは笑って半分くらいはなんじゃそりゃみたいな感じのビミョーな感じに。11話のボマーは大笑いしました。あれは好きでしたね……。
キャラ
茶茂が何気なしに好きでした。あほやってるのを周りから茶々入れるのも楽しいですよね。
というわけで以上です。続く……とはあまり思えないですが、続きが出たらある意味愚かな関係性がどうなるか楽しみです。
それでは、本日はこの辺で失礼いたします~ノシ