あるいはラノベを読む緋色

読んだラノベの感想を中心にしつつ、緋悠梨が気まぐれにいろいろ書いているブログです。※「何を言っているのか」は、俺のブログ上では誉め言葉です。

裏方キャラの青木くんがラブコメを制すまで。【感想】

気温差が激しすぎて体調崩し気味の緋悠梨です、こんばんわ。皆さまも体調にはお気を付けください。

さて今回はライトノベル読書会終了後、書泉ブックタワー夏鎖さん某書店のラノベ担当さんのお二人からおすすめされまくったこの作品を取り上げてみたいと思います。

 

 理想の恋愛なんて、現実にはなりえない。日陰作家のぼくにできるのは、妄想満載の小説を書くことくらい。なのに―「私に恋を教えてください、先生!」そんなぼくを恋愛マスターと勘違いした、演劇部のヒロイン・綾瀬マイ。理想の恋愛を実現するため、綾瀬さんとのラブコメ研究が始まって、「恥ずかしい台詞とかあっても…頑張りますから!」あくまで演技指導だからね!?脇役未満の“裏方”から挑む、青春ラブコメ攻略論! 

 

 

以下ネタバレ注意です。

 

 

 

前述のお二人から、「緋悠梨さんもヤスポニウムを感じましょう!」……という、俺が経験してきたなかで、史上最も謎なおすすめ発言を食らいましてね……。

 

 

うさぎや先生にも、この謎物質が何なのかよくわかっておられないご様子。ヤスポニウムだかプルトニウムだかガンダリウムだか……よくわからんけど俺は呑まれるもんか!と思ってました。8ページ目で陥落しましたけど。

 

「頭の上を盆踊りしていたひよこたちが、全員爆発した」

 

いやー何を言っているのか。表現が独特なの、最の高です。……あ、もしやこの謎の表現がヤスポニウムか……!? これは意外と、俺にあってるかもしれないぞヤスポニウm……そろそろしつこいしやめよう。うさぎや先生にこの記事見つかったらマジで土下座します。

 

真面目に書きますと、時々独特な表現がある以外は、わりかし順当な恋愛指南ラブコメディです。陰キャの青木が学園のマドンナに惚れてたらその子が突然声をかけてきて……で、そのマドンナこと綾瀬が所属する演劇部の脚本を書くことに。実は青春ラブコメというメイン題材以外に、地味にクリエイター要素も少し入ってるんですよね。流行をうまく取り入れつつ、多角的に楽しめる作品だと感じました。

 

で、その書く脚本が、「演劇部のイケメンと綾瀬が結ばれるストーリー」!! THE きつそう。そして気づいたらそのイケメンとも仲良くなってる青木。揺れる思い……じゃなくてうじうじするあたりが陰キャやってますよね。「綾瀬に自分は分不相応」とか感じて沈むのとか。もともとそう思ってたのに状況がさらに拍車をかけてきて、でもそこで少ない、けど理解をしてくれてる友人達や自分の思いで青木がアクセルをかける。悩んで、悩んで、それでも動いていける青木がかっこよかったです。

 

基本根暗である主人公である青木の心構えに共感できる人ほど楽しめそうな作品だと思いました。2巻も楽しみです。