あるいはラノベを読む緋色

読んだラノベの感想を中心にしつつ、緋悠梨が気まぐれにいろいろ書いているブログです。コメント等お待ちしております。※「何を言っているのか」は、俺のブログ上では誉め言葉です。

公園で高校生達が遊ぶだけ【感想】

 こんばんは、緋悠梨です。本日は秋葉原ラノベ読書会に参加してきました。いつも通りとても楽しかったです。ところで俺も失恋界隈の1人と認識されているようで……あ、あれ? 俺、涼暮先生や羽海野さんみたいな失恋してないぞ……? とまぁさておき、今回はある意味「愚か」なこの作品です。

 

「ちいちゃんは、わたしがいないと、ダメダメだなぁ」

公園で高校生達が遊ぶだけ (講談社ラノベ文庫)

公園で高校生達が遊ぶだけ (講談社ラノベ文庫)

 

瀬川エリカと俺、吾妻千里は小学校3年生からの幼馴染みだ。小学校でも中学でも、そして高校でも、瀬川と俺は、公園で遊ぶ。ダベったり、野球をしたり、走り回ったり、ちょっと喧嘩したり。「とりあえず吾妻の中で、わたしを可愛さピラミッドの頂点に設定するといいよ。そうすればわたしを通して“可愛い”がわかる」「瀬川を可愛さピラミッドの頂点に設定すると、具体的にどうなるんだ?」「わたしに似てれば似てるものほど、吾妻は可愛いと認識しだすよ」「じゃあ、電卓とかも可愛く見えんのかな」「ちょっと待って。吾妻の中でわたし、電卓なわけ?」そして今日も公園で、高校生の何気ない日常が紡ぎ出される―。 

 

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境界線上のホライゾンⅤ下

こんばんは、緋悠梨です。読書の日らしいですね。

以上、よろしくお願いします。さておき、読書の日なので午後丸々この本の読書に充てました。

 

「何もかもと、共に、ずっといたいです」

毛利領へ侵攻した羽柴勢に対し、武神を主体にした新たな戦術で六護式仏蘭西が反撃を開始した。歴史のターニングポイントとなる織田・信長自害の“本能寺の変”へ向けて、世界は徐々に向かい始める。一方、関東では、武蔵を強襲した北条勢を逆手にとって、武蔵は滝川・一益と北条による“神流川の戦い”の歴史再現を遂行したが、武蔵は校則法で定められた夏休みを目前に控え、遅れていた行事もこなさなければならず、更には真田の偉い人が…。羽柴vs六護式仏蘭西、武蔵vs滝川。新たな歴史再現へ向けて動き出した各国の行方は!? 

 

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ワキヤくんの主役理論2【感想】

 こんばんは、緋悠梨です。進捗ダメです……卒論どうしようか('ω')? そのうち更新がなくなったら「あ、やばいんだな」と察してください。まだ余裕ある本日はこちらです。

 

 「ちゃんと見ててよ、約束だからね?」

ワキヤくんの主役理論2 (MF文庫J)

ワキヤくんの主役理論2 (MF文庫J)

 

青春公園での一件の後、俺はこれまで通り、青春を目一杯楽しんでいた。学校で勝司たちと他愛も無い話をしたり、駅前にやたら良い雰囲気のおでん屋台を見つけて、店主の少女・赤垣此香と友人になってみたり。―しかし、日常は唐突に破られた。「我喜屋先輩は姉が好みではありませんか?」突如やってきた、叶の弟・望くん。彼の目的が全く解らないまま、何故か目の前でさなかとデートをすることに。しかし、さなかも何か思うところがあるようで…?主役男と脇役女によるおかしな青春勝負、第2弾。今回はさなかが主役…!? 

 

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2018年11月の個人的期待の新作(5選)

 こんばんは、緋悠梨です。内定式と懇親会がクソだるだるマンでした。同期はそれなりによさそうですが働きたくねぇ!!……等々、愚痴をこぼしつつ、今回は来月新たに始まる新シリーズに勝手に期待しておすすめしまくる記事を書きます。できれば早めに書きたい作品ともいう。できれば毎月恒例にしたいところです。それではレッツラゴー。

 

 

毒舌少女のために帰宅部やめました

毒舌少女のために帰宅部辞めました (角川スニーカー文庫)

毒舌少女のために帰宅部辞めました (角川スニーカー文庫)

 

放課後は己の好きなことに使う、そんな帰宅部生活を謳歌していた高校生・榊木彗は、美人教師から学年の問題児・日羽アリナの毒舌を更生しろと命じられる。「目障りだから消えてくれる?」「すまんな、俺に瞬間移動能力はないんだ」成績優秀・容姿端麗、なのに口の悪さでぼっちなアリナと、彼女の毒舌をジョークで打ち負かしていく彗。「アリナ、我々は今日からテニス部の手伝いをする」「はあ?」アリナのコミュ力向上のため口八丁で丸め込み、部活動や生徒会にも参加。徐々に彼女もデレを見せ始め……「可愛いって、し、知らないわよ!」自由気ままな帰宅部員と性格0点美少女の学園ラブコメカクヨムから大幅加筆&書き下ろし追加で書籍化!

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ワキヤくんの主役理論【感想】

 こんばんわ、緋悠梨です。タイトル見て「今更!?」と思った方、いつもありがとうございます。そうなんすよやってなかったんですよ……あ、記事の内容は読んでない方にお勧めしたいがためのものですのでご安心ください。このラノ2019の順位に期待しつつ、書いていきたいと思います。というわけで本日はこちら。

 

 「……青春を、しに行くんだよ」

ワキヤくんの主役理論 (MF文庫J)

ワキヤくんの主役理論 (MF文庫J)

 

青春を最大限楽しむためのメソッド《主役理論》を掲げ、夢の一人暮らしを勝ち取った俺・我喜屋未那。隣に住む少女・友利叶も一人暮らしで、クラスメイトで、バイト先も趣味嗜好も全てが同じ……なのに俺と真逆の《脇役哲学》を掲げる、決して相容れない天敵だった! そんな叶との口喧嘩の果て、同時に部屋の壁を蹴破ってしまい、何故か同棲する羽目に。そして俺たちは、やはり同時に考えた――これは戦争だ、と。
「そのさもしい青春に嫌気が差したら、いつでも言ってくれればいいぜ?」
「そっちこそ、煩わしい人間関係に嫌気が差したら、いつでも頼ってくれていいよ」
俺の《主役理論》と叶の《脇役哲学》、どちらが正しいかこの同棲で白黒つけようか! 

 

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