あるいはラノベを読む緋色

読んだラノベの感想を中心にしつつ、緋悠梨が気まぐれにいろいろ書いているブログです。コメント等お待ちしております。※「何を言っているのか」は、俺のブログ上では誉め言葉です。

「このラノ2019」に協力者として参加しました。

  こんにちは、緋悠梨です。そろそろ精神がやばいですね。楽しくなってきた。

 

このライトノベルがすごい! 2019

このライトノベルがすごい! 2019

 

 

 メンタルはさておき、本日はこのラノの公式発売日ですね。今年も協力者として参加させていただきました。お声がけいただいた編集Oさん、並びに宝島社このラノ編集部の皆々様、今年もありがとうございました。

続きを読む

ワキヤくんの主役理論第4章【感想】

ワキヤくんの主役理論 2 (MF文庫J)

ワキヤくんの主役理論 2 (MF文庫J)

 

  こんばんは、緋悠梨です。予測変換にワキヤくんとか失恋が多く入る時期ですね。そんな時期はない(マジで入ってきてはいる)。そんなわけで本日はこちらです。

 

「――—私は、未那を、最悪の形で裏切っている」

kakuyomu.jp

夏休みはまだ始まったばかり。叶が帰ってきた後、風邪をひいた俺が皆に看病されたり、叶がデレたり、さなかの母上である遼子さんからデートのお誘いを頂き、さなか同伴で出向いたりと、充実した夏を過ごしていた。……まぁ何故かまた恥ずかしい目にあってもいるけど、これはもはやデフォだろうか。もちろん、この夏最大のイベントである伊香保への旅行に向けた準備も着々と進めている。そして俺は、この旅行で、さなかに告白をするんだ———!!

 

続きを読む

ワキヤくんの主役理論第3章【感想】

 

ワキヤくんの主役理論 (MF文庫J)

ワキヤくんの主役理論 (MF文庫J)

 

 こんばんは、緋悠梨です。本日はこちら。まだ未読の方は下のリンクを押すと3章のプロローグに行くのでぜひ読んでみてください。記事は2巻までのネタバレはありますが、基本的に3章以降未読の方でも大丈夫なようにしますので安心してお読みください。また、以下の記事読んで興味持たれた方も、この下のリンクからよろしくおねがいします(できればその前の2章幕間もすべて読んでほしいです。3章への伏線があるので)。それではレッツラゴー

 

「未那が言う《友達》という言葉の重さを、きっと誰も知らないんだ」

kakuyomu.jp

ついに夏休み。主役理論者として夏休みという最高の青春タイムを謳歌したい俺は、さなかとのデートの約束を、紆余曲折ありつつもなんとか取り付けることに成功した。そして前触れもなく現れる俺の旧友、宮代秋良。「主役理論の進捗を見に来たぜ、友達」とのたまう旧友にすべてを持っていかれそうになったが、なんとかさなかを奪われることもなく、ただただ楽しくデートを満喫していた。これこそ青春。その素晴らしさを噛み締めつつ帰宅した俺が目にしたのは、誰もいない、叶と俺の部屋だった———。

 

続きを読む

公園で高校生達が遊ぶだけ【感想】

 こんばんは、緋悠梨です。本日は秋葉原ラノベ読書会に参加してきました。いつも通りとても楽しかったです。ところで俺も失恋界隈の1人と認識されているようで……あ、あれ? 俺、涼暮先生や羽海野さんみたいな失恋してないぞ……? とまぁさておき、今回はある意味「愚か」なこの作品です。

 

「ちいちゃんは、わたしがいないと、ダメダメだなぁ」

公園で高校生達が遊ぶだけ (講談社ラノベ文庫)

公園で高校生達が遊ぶだけ (講談社ラノベ文庫)

 

瀬川エリカと俺、吾妻千里は小学校3年生からの幼馴染みだ。小学校でも中学でも、そして高校でも、瀬川と俺は、公園で遊ぶ。ダベったり、野球をしたり、走り回ったり、ちょっと喧嘩したり。「とりあえず吾妻の中で、わたしを可愛さピラミッドの頂点に設定するといいよ。そうすればわたしを通して“可愛い”がわかる」「瀬川を可愛さピラミッドの頂点に設定すると、具体的にどうなるんだ?」「わたしに似てれば似てるものほど、吾妻は可愛いと認識しだすよ」「じゃあ、電卓とかも可愛く見えんのかな」「ちょっと待って。吾妻の中でわたし、電卓なわけ?」そして今日も公園で、高校生の何気ない日常が紡ぎ出される―。 

 

続きを読む